歌い回しを組み立てようで無意識にやっている自分の歌い方のクセなどをスキルにする方法について紹介しました。
せっかくスキルにしたものは、実際に使わないと意味ないですよね!
では、実際に身につけたスキルをぜひ記録してください。
記録の方法は何でも良いです。名前をつけて書き出すのでもいいですし、歌のフレーズを録音して残しておくという手法でも良いと思います。
言葉で残すとしたら分かりやすい例としては以下のようなものがありますよね。
[音の入り方]
・下から入る
・まっすぐ入る
・上から入る
[音の切り方]
・スパっと切る
・半拍余韻を残す
・ビブラートでフェードアウト
…etc
どうでしょうか?書き出した内容を見返して思い出せるようにしてくださいね。
ここで記録した内容を用いて、今度は新たな歌のフレーズを構成しましょう。
キーボードで弾いたようなシンプルな歌い回しでクセをスキルに変える練習をしましたが、今度はその逆です。
シンプルにした歌のフレーズにたいして、書き出したスキルで肉付けをしていきましょう。
再びMonicaCoronaの例になりますが、「息を切らしてさ」のフレーズを分解、再構築すると以下のような形になります。
・「い」の音はまっすぐ入る
・「い」の音にリズムに遅れない程度にエッジを入れる
・「い、を、ら、て」について少しアクセントをおいてリズムを明確化
・「切らして」の「ら」は音をしゃくらせる
・「さ」にビブラートをつけて余韻を残す
・「い」の音はまっすぐ入る
・「い」の音にリズムに遅れない程度にエッジを入れる
・「い、を、ら、て」について少しアクセントをおいてリズムを明確化
・「切らして」の「ら」は音をしゃくらせる
・「さ」にビブラートをつけて余韻を残す
こんな感じです。イメージは伝わりましたでしょうか?
シンプルな歌い回しを核として、身に付けたスキルで肉付をする。
意識的に組み上げるので、実際にできているかどうかを自身でも客観的に捉えやすい。
こういったポイントを押さえて練習してみてください
意識的に組み上げるので、実際にできているかどうかを自身でも客観的に捉えやすい。
こういったポイントを押さえて練習してみてください
0 件のコメント:
コメントを投稿